加茂商工会議所
2019年度 事業報告
  ◆総括的概要
 

2019年度は「令和」という新たな時代のスタートとなりましたが、経済を取り巻く環境は、働き方改革関連法の一部施行や消費税率引き上げ等、大きな変化の年でもありました。そして、年明けから始まった新型コロナウイルス感染症拡大は地方にも広がりを見せ、加茂市経済に現在も大きな影響を与え続けています。1日も早い収束と、地方経済の回復に向けた政策に期待するところです。

当所では「地産地消推進に向けた積極的な取り組み」、「中心市街地活性化の支援」、「会員事業所経営課題の解決に向けた積極的な経営計画策定・実行支援」を最重点事業として掲げ、各種事業に取り組んでまいりました。 

まちなかゼミナールやプレミアム商品券発行事業、うま丼祭りの開催など地域内消費拡大を積極的に推進したほか、各種展示会等の出展により地場産業の支援に取り組みました。オリジナル推奨品事業は2年目となり、これまでに45品目(26事業所)が認定され、県内外の販売イベント等に積極的に参加し販路拡大に努めました。 

交流人口増加に向けた取り組みとして、越後加茂川夏祭りやAKARIBAイベント、大島町特産品の販売会等を開催したほか、史跡モニュメントを増設し、現在、市内10カ所に設置しています。市外からまち歩きに訪れるグループもあり、当所職員がガイド役となって案内しています。 

会員事業所の経営支援では、マルケイ資金等の融資相談や小規模事業者持続化補助金に係る申請支援等を行ったほか、新型コロナウイルス感染症に関する経営相談窓口を設置し、情報提供や資金繰相談、各種助成金申請支援等に積極的に取り組みました。 

令和元年10月末で役員・議員の任期満了を迎えたことから臨時議員総会を開催し改選が行われましたが、令和2年1月に太田明前会頭が退任、逝去されました。永年に渡り、強力なリーダーシップと発想力、実行力で商工会議所の発展にご尽力いただきましたことに深く感謝し、哀悼の意を表します。
 そして3月には木戸信輔会頭のもと新体制がスタートいたしました。当商工会議所は今後も「お客様第一主義」をモットーに、開かれた商工会議所づくりと組織強化に努めるとともに、会員事業所の発展に向けて取り組んでまいります。役員、議員並びに会員事業所の更なるご支援ご協力を賜りますようお願い申し上げます。




  ◆事業報告の概要

 
2019年度に実施した主な事業活動はこちらから 


   
2019年度決算報告
         
【収支決算の概要】   

◆収入の部
項 目  一般会計  相談所
会計
合計
会費収入 16,394,650 0 16,394,650
事業収入 60,896,237 2,675,870 63,572,107
補助金・交付金   16,300,212 38,395,862 54,696,074
雑収入他 5,425,815 621 5,426,436
積立金取崩収入 0 0 0
繰入金 0 8,180,000 8,180,000
前年度繰越金 41,000,580 51,006 41,051,586
収入総計 140,017,494 49,303,359 189,320,853

 ※  事務管理費・渉外費等は、事務管理費、渉外費、公課負担金交通費担金の合計額
 ※  給与・福利厚生費等は、給与費、福利厚生費、退職給与費の  合計額

            
 単位:円
◆支出の部
 項 目  一般会計  相談所
会計
合計
事業費 40,397,520 5,223,099 45,620,619
事務管理費・
   渉外費等
11,499,885 0 11,499,885
給与・
福利厚生費等
25,289,641 44,055,284 69,344,925
建物管理費 7,142,123 0 7,142,123
積立金 2,019,538 0 2,019,538
繰入金 8,180,000 0 8,180,000
その他支出 1,327,839 2,600 1,330,439
支出総計 95,856,546 49,280,983 145,137,529
収支剰余金 44,160,948 22,376 44,183,324
合  計 140,017,494 49,303,359 189,320,853



【貸借対照表の概要】   単位:円
借   方 貸   方
科目 金額 科目 金額
流動資産 73,983,191 流動負債 29,790,069
固定資産 945,714,278 固定負債 50,988,178
        積立金 884,285,879
        収支剰余金 54,633,343
合  計 1,019,697,469 合  計 1,019,697,469
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