とくに好調 （５０≦ＤＩ）

好　　調 （２５≦ＤＩ＜５０）

まあまあ （０≦ＤＩ＜２５）

不　　振 （▲２５≦ＤＩ＜０）

きわめて不振 （ＤＩ＜▲２５）

１．景気動向

全業種にわたって、依然として景況は厳しい状況結果となった。全体としては「悪化・減少」と回答している企業が圧倒的である。特に、製造業、小売業においては全設問項目に対して「きわめて不振」と回答しており、年末に向けて資金繰りをはじめ来期の見通しも大変厳しい経営を強いられると予測している。

	建設業		製造業		卸売業		小売業		サービス業
	７〜９月 今期状況	10〜12月 見通し	７〜９月 今期状況	10〜12月 見通し	７〜９月 今期状況	10〜12月 見通し	７〜９月 今期状況	10〜12月 見通し	７〜９月 今期状況	10〜12月 見通し
売上高
採　算
資金繰り
業　況
経営上の当面する問題点	官公需要の停滞 請負単価の低下・ 上昇難 取引条件の悪化		需要の停滞 　　　　　 製品（加工）単価 の低下・上昇難 　　　　　　　 製品ニーズの変 化への対応		需要の停滞 販売単価の低下・上昇難 代金回収の悪化		需要の停滞 消費者ニーズの変化への対応 購買力の他地域への流出		需要の停滞 利用者へのニーズの変化への対応 利用料金の低下・上昇難
ひとくちコメント	前回最も多かった民間需要の停滞が後退し、公官需要の停滞がトップで請負単価の低下・上昇難がこれに続いている。 新たに新規参入業者の増加との回答が増え、企業間競争の激化が一層厳しさを増している。		依然として、需要の停滞と製品（加工）単価の低下や製品ニーズの変化への対応等に苦慮している。 今後の見通しも全項目ともマイナスで、特に売上減少と資金繰りを懸念している企業が多い。		小売業の販売不振の影響で、依然需要の停滞が続いている。先行きは、全項目ともマイナス水準で、今期調査同様に販売単価の低下・上昇難と代金回収の悪化による経営難が予想される		景気低迷に伴う需要の停滞が依然深刻な状況である。加えて消費者ニーズの多様化に伴う変化への対応を迫られている。来期の見通しも売上減少をトップに一層厳しい個店経営を迫られると思われる。		低迷による需要の停滞が顕著で、売上減少をはじめ厳しい状況が続いている。また、今回調査では新たに新規参入業者の増加に伴う競争の激化と回答している企業も多く見られ、今後も一層激しさをますものと予想される

２．調査項目別状況

３．産業別状況

（注）今期の状況　＝前年同期（平成１２年　７〜　９月）に比べて
　　　来期の見通し＝前年同期（平成１３年　10〜12月）に比べて

建　設　業

製　造　業

卸　売　業

小　売　業

サービス業

４．今期直面している経営上の問題

ポイントは、重要度の高い順で１位回答を３ポイント、２位回答を２ポイント、３位回答を１ポイントとして合計したもの。

	平成１３年４月〜６月期	ポイント	平成１３年7月〜9月期	ポイント
建設業	民間需要の停滞	３4	民間需要の停滞	29
	官公需要の停滞	２４	官公需要の停滞	25
	請負単価の低下・上昇難	２１	請負単価の低下・上昇難	7
	取引条件の悪化	１０	新規参入業者の増加	6
	事業資金の借入れ難	６	取引条件の悪化	3
製造業	需要の停滞	98	需要の停滞	93
	製品（加工）単価の低下・上昇難	72	大企業の進出による競争の激化	77
		72	製品（加工）単価の低下・上昇難	31
	事業資金の借入難	37	製品ニーズの変化への対応	24
	大企業の進出による競争の激化	24	取引条件の悪化	18
卸売業	大企業の進出による競争の激化	29	需要の停滞	29
	販売単価の低下・上昇難	17	販売単価の低下・上昇難	15
	代金回収の悪化	10	代金回収の悪化	5
	小売業の進出による競争の激化	6	小売業の進出による競争の激化	3
	大企業の進出による競争の激化	3	大企業の進出による競争の激化	2
小売業	需要の停滞	59	需要の停滞	89
	購買力の他地域への流出	38	大型店・中型店の進出による競争の激化	43
	大型店・中型店の進出による競争の激化	36	消費者ニーズの変化への対応	37
	消費者ニーズの変化への対応	33	購買力の他地域への流出	30
	販売単価の低下・上昇難	24	販売単価の低下・上昇難	28
サービス業	需要の停滞	35	需要の停滞	39
	利用ニーズの変化への対応	13	利用料金の低下・上昇難	11
	利用料金の低下・上昇難	12	利用ニーズの変化への対応	7
	人件費以外の経費の増加	9	大企業の進出による競争の激化	6
	人件費の増加	9	人件費以外の経費の増加	6

５．設備投資について

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